Project Story

プロジェクトストーリー

プロジェクトストーリー2 プロジェクトストーリー2

Story2 「SMBC日興証券 横浜関内支店 新設プロジェクト
(現場代理人担当)」

工事部 T.T.(2008年入社) 工事部 T.T.(2008年入社)

工事部 T.T.(2008年入社)

主に金融機関の内装改修、店舗の新設などの計画・積算・現場管理を行ってきた。入社以来、工事部に配属。

どんな時でも挑戦をやめない
現場代理人が見据える工事部の
ビジョンとは?

設計監理部と連携した部署間連携プロジェクトである『SMBC日興証券横浜関内支店』の新設内装工事。今までにない証券会社にしたいという希望とオープン日だけが決まっていた新しいことだらけのプロジェクトに、持てる技術と経験で果敢に挑戦していく姿を紹介します。

部署間連携プロジェクトのはじまり

東西建築サービスに入社してから13年、工事部で働き続けてきた彼が入社から担当している持ち物件のひとつで、幾度となく改修を重ねてきた建物内での工事が本プロジェクトの「SMBC日興証券 横浜関内支店」である。昨今、キャッシュレス化が進む中で銀行実店舗の統廃合が行われている影響から計画されたプロジェクトだ。社会状況の変化によって金融機関の空間にも変化が求められる時代。そういったことに対応すべく、店舗を今までの価値観から大きく変わった施設にしたいというものだった。「今までにない」というイメージをどのようにつくっていけるのか。ここが、このプロジェクトの肝になっていた。
「工事部と設計監理部が共同で行ったプロジェクトでした。入社以来、こうした共同プロジェクトの経験がありませんでした。当時、モノことLIFE室の前身『東西建築サービスのこれからを考える会(※)』のメンバーだったこともあり、工事部だけではなく設計監理部を含めた部署間連携プロジェクトとしてスタートしました。」

※東京本社の全部署のメンバーが集まり、将来を見据えて新規事業、既存顧客の強化、働き方、部署間連携強化について考えるプロジェクト

どんな時でも挑戦をやめない
現場代理人が見据える工事部の
ビジョンとは?

工事部 T.T.(2008年入社) 工事部 T.T.(2008年入社)

工事部 T.T.(2008年入社)

主に金融機関の内装改修、店舗の新設などの計画・積算・現場管理を行ってきた。入社以来、工事部に配属。

様々な課題をこえて、新しい挑戦へ 様々な課題をこえて、新しい挑戦へ

様々な課題をこえて、新しい挑戦へ

一般的な内装改修工事の進行はお客様から簡単なレイアウトの提案があり、法規・施工的な問題を解消しながら見積もりを立て、施工、引き渡しと順を追っていく。しかし、本プロジェクトはゼロからのスタートだった。さらに、引き渡しまでの時間は通常1年くらいが妥当だが、この案件は大体半分くらいの短納期であることも課題のひとつだったと語る。この影響で細部まで決まらないまま施工に入り、ひとたび変更があると工事中のものを壊し、新しい部分をつくり直していく。進んでは戻っての繰り返しが、全体の時間を圧迫していった。
もちろん、つくり直しにはお金がかかるもので費用面でも厳しい選択を迫られていくことになる。しかし、技術者としてお客様の要望を出来ないとは言わない。こうした制約のある状況の中で、最大限の対応を行うことこそ現場代理人の力の見せ所だ。もともと、東西建築サービスには金融機関の内装改修工事のノウハウがある。金融機関では営業をしながら工事を同時並行で進めていく。どんな納期でも、品質を確保するために状況に合わせた柔軟な動きを取っていった。夜間現場を管理して、そのまま日中の営業時間にお客様と打ち合わせを行うこともあったそうだ。
「新しいことを行うにあたり、心配なことも多くあります。若いころの失敗はなんとかと言いますが、できれば失敗はしたくないものですよね。それでも、個人的にはずっと同じ仕事をするよりも色々な仕事に挑戦していく方が好きな性分なので、不安よりも楽しいの方が強いです。当然一人でできることは限られますが、本プロジェクトでは頼りになる上司や部下の存在もあったので社内の体制にも恵まれていましたね。新しい仕事に刺激をもらえるというか。それが経験や力になりますから。ピンチはチャンスですね(笑)」と力強く語る。

安心の設計・施工一貫体制 安心の設計・施工一貫体制

安心の設計・施工一貫体制

「一般的な工事部だと工事現場を2、3年単位で点々としながら働くと思うのですが、東西建築サービスは半年未満の現場がほとんどで、1年と続く現場は滅多にありません。いい意味で飽きる前に新しい現場に就くイメージですかね(笑)。また改修工事が多い為、普段は会社で別の仕事をして週末に現場に出るような働き方もできます。」
さらに、一般的に工事部は企画や見積もりなどの業務を細分化するが、東西建築サービスの工事部では企画から一貫して携わるスタイルがある。自分が考えて提案した案件に引き渡しまで関わることができることは、設計と工事の一貫体制で品質管理が徹底されるメリットもあるだろう。一方で、会社の方針としても人材育成の一環として若いうちから現場代理人になることができることも特徴のひとつだ。早くに責任感をもって仕事に取り組む姿勢を養うことができる環境がある。

新しい時代に対応できる事業領域の拡大 新しい時代に対応できる事業領域の拡大

新しい時代に対応できる
事業領域の拡大

冒頭で述べたように、キャッシュレス化が進むことで店舗の統廃合が行われている状況にある工事部は、今後どのようなビジョンを持っているのだろうか。「施工を行うと、設備や機械、外構の工事業者などひとつのプロジェクトにも多くの業者が出入りします。さらに、今回のように今までにないものを考えていくと、関係業者はさらに増えていくと思います。こうなると、マネジメント業務も多くなっていくのだろうなと考えられます。また、リノベーションなどの既存建物の利活用も増えていくことは予想されると思いますので、実績として改修工事を多く手掛けてきた東西建築サービスのノウハウを活かして、より強化していければいいですね。」工事件数の絶対数を減らしてはならないという問題意識を持ち、今後も事業拡大のために努力を惜しまない挑戦していく姿を見た。金融関係以外の建物用途での工事業務も増えてきている東西建築サービス。今後のさらなる発展に注目してほしい。

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