Project Story

プロジェクトストーリー

プロジェクトストーリー3 プロジェクトストーリー3

Story3 金融機関の各拠点 | 福利厚生施設
(保守管理担当)

ビルメンテナンス部 T.A.(2019年入社) ビルメンテナンス部 T.A.(2019年入社)

ビルメンテナンス部 T.A.(2019年入社)

入社して2年目、電気電子分野の専門知識と施工管理業務経験を活かしてビルメンテナンス部に転職。

設備を長く使い続けるために
年間計画を立て、
維持管理にチームで対応していく

基礎を徹底し、万全のチーム体制で様々な業務に対応しているビルメンテナンス部。200を超える拠点の保守管理を並行して行いながら、建物とお客様の窓口となります。

未経験からスタートした
ビルメンテナンス業務

大学で電気電子分野を専門としていた彼は、ビルメンテナンス部では異色の経歴を持っている。前職では、移動体通信設備の施工管理業務に携わり、この専門性を活かして働いていた。2年前、施工管理で関わることが多かったビルメンテナンス業務に興味を持ち、未経験ながら東西建築サービスに入社した。そのため、業務の基礎から学ぶ必要があった。過去の報告書を読み、先輩方に直接指導を受けながら経験を積んでいくことになる。
「まずは、現場でしっかりと経験することで知識をつけていきました。ビルメンテナンス業務は、建物の維持管理に関わるので、業務の幅が広いです。例えば、植栽管理は自治体の緑化条例の把握、害虫防除作業は害虫の生態を理解することが必要です。多岐に渡る業務に必要な知識はまだまだあります。これからも、色々なことを学びながら、ビルの総合管理業務への理解を深めていきたいと考えています。今の目標は会社にとって必要な存在になることですね。そのためにも、継続して努力していきたいと思います。」

設備を長く使い続けるために
年間計画を立て、
維持管理にチームで対応していく

ビルメンテナンス部 T.A.(2019年入社) ビルメンテナンス部 T.A.(2019年入社)

ビルメンテナンス部 T.A.(2019年入社)

入社して2年目、電気電子分野の専門知識と施工管理業務経験を活かしてビルメンテナンス部に転職。

万全なチーム体制 万全なチーム体制

万全なチーム体制

「当社が担当する金融機関の各拠点の保守管理業務は、長年ビルメンテナンス部が携わっている案件のひとつです。保守管理業務は、一日に何件も業務が重なることがあるので、何かがあった時にすぐに対応ができるように常に準備をしています。」
担当している保守管理業務は、2021年9月時点で拠点ビル3拠点、各支店等114拠点、ATM73拠点、寮・社宅27拠点。あわせて217拠点の保守管理が並行して行われている。数が多いためビルメンテナンス部全体で分担しながら担当につくことになる。ビルメンテナンス部では、5〜6人で1組のチーム体制で行い、何が起こってもしっかりと対応できるように、体制を整えている。
「保守管理業務には店舗で働かれている行員様、店舗を利用されるお客様、どちらにも心地よく設備を利用していただける環境づくりが必要となります。しかし、店舗ごとに規模や設備が違うので、発生する問題や抱える悩みは異なってきます。店舗ごとの現状把握と問題に対する適切な対処が必要となるため、何度もコミュニケーションを取って常に全体を把握する視点を大事にしています。特に、安全面では消防設備が万が一の際に適切に機能するように丁寧な維持管理を心がけています。」
業務内容ごとの協力会社と何度も打ち合わせを重ね、作業内容や年間作業計画、予算の作成などを行っていく。例えば、福利厚生施設では飲食・宿泊・セミナー室などがあるため、多様な問題が日々発生する。設備トラブルやクレーム対応など、その都度対応の方法が異なってくるため苦労したそうだ。ビルメンテナンス部チーム一丸となって真摯に対応し、解決している。

問題解決力をみせるメンテナンスのプロたち 問題解決力をみせるメンテナンスのプロたち

問題解決力をみせる
メンテナンスのプロたち

「施設の新規立ち上げ業務では、年間作業計画を立てることから始めていきます。おおよそ、立ち上げには半年から1年間の期間で、今後の建物維持方針を話し合います。設備の詳しい内容は専門性が高いのでしっかりと説明をして、法令点検などを私たちがビルメンテナンスのプロとしてご提案していきます。
また、近年ではコロナウイルス感染拡大に伴い、職場の空気環境管理に注目が集まっています。定期的に各店舗の空気環境測定を行いCO2濃度が1,000ppmを超えた店舗では、換気を推奨しました。消毒依頼があった店舗では迅速な消毒対応の手配などクラスターを発生させないように努めています。」こうした特殊な対応もチーム体制で行うことがビルメンテナンス部の問題解決力強化につながっている。
他にも、全体的な設備管理を行っているビルメンテナンス部なので、ビルオーナーの方に委託される形で、防火・防災訓練では企画立案、提案、調整、実施まで対応した。本プロジェクトでは、消火器や屋内消火栓設備を実際に起動しての消火訓練を実施した。「参加者の皆さんには、真剣に訓練に取り組んでいただくことができました。参加者の方から実際の消火作業に即した訓練が体験できて良かったというお声が多くありました。現在は、資料などで学習いただく教養型防災訓練(消防署が配信するYouTubeで消火器の使い方や火事への対応などを確認し、防災訓練とするもの)となり、集まって防火・防災訓練は実施できていません。次回、実施の際にはもっと好評をいただけるように改善していきたいと思います。」

ビルメンテナンスの未来とは? ビルメンテナンスの未来とは?

ビルメンテナンスの未来とは?

「建物の維持管理に求められるものは、なるべく費用を掛けずに設備を長く使っていくことです。そのためにも定期点検をしっかり行い、設備の状態と維持管理費用を比較しながら最適解を検討することが求められます。これが、ビルメンテナンス業務の最も大事な基礎だと思います。幸いなことに電気設備についての基礎知識があるので設備の状態を理解して、お客様のために噛み砕いて説明することができるのは私の強みですね。また、ビルメンテナンス部で担当するのは建物維持に関わる点検・補修がメインですから、設備の状態を見て社内の工事部と連携して行うこともあります。こういった場面でも私の強みが活きてくると考えます。
一方で、当社ではIoTやICTの技術の導入のファーストステップとしてロボット掃除機を導入しています。今後、ビルメンテナンス業界でも先端技術を用いて、作業の効率化がより求められることになると思います。取り入れられるものからいち早く取り入れていくべきだと考えています。」ビルメンテナンス部は、建物とオーナー様、建物とお客様との窓口として情報を伝える役割がある。それ以上に、動き続ける社会と最も近い場所で業務を行うビルメンテナンス部だからこそ、未来に向けた先進的な視点を持っていた。

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